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Atrustシンクライアント導入事例 - NTTアドバンステクノロジ様

NTTアドバンステクノロジ様 導入事例

導入の背景

VDI化された環境ににおいて、各組織で異なる種類の端末を利用していたが、セキュリティ強化や働き方改革への対応で統一したシンクライアント端末を検討。

選定理由

主要シンクライアントをひと通り検証した結果、セキュリティやコスト等の各種要求を満たす端末がAtrustシンクライアントだった。

導入製品・サービス


NTTグループの技術的中核企業として最先端のソリューションを提供

ロゴ NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、1976年に創立されたNTTグループの技術的中核企業で、NTT研究所のネットワーク技術、メディア処理技術、日本語処理技術、環境技術、ナノ部品技術などの多彩な先端技術のみならず、国内国外の先端技術を広く取り入れ、それらを融合してお客様が抱える課題を解決し、お客様にとっての価値を提供されています。
NTT-ATは、2016年に創立40周年を迎えたことを機に、新たな成長への足がかりとなる新しい経営戦略を策定し、ICTを駆使して新たな価値を創出するために、「トータルソリューション」「セキュリティ」「クラウド・IoT」「グローバル」の4本柱に注力し、より一層ビジネスを強化され、さらに、今後注力する分野として「AI×ロボティクス」を加え、5本柱として事業を推進していかれるとのことです。

導入の目的

NTT-ATは情報セキュリティ対策の一環で、全社的にVDI化をされました。その時点で、各組織で異なる種類の端末を導入されていましたが、以下の目的で統一したシンクライアント端末を導入されることになりました。
●情報セキュリティ対策強化
サーバ上でデータを一元管理し、業務端末にはデータを残さない
●社内稼動の省力化
各種ソフトウェアアップデート、セキュリティパッチ対応の工数を削減
●働き方改革への対応
社内フリーアドレス化、場所にとらわれない作業を可能とし生産性向上を図る

端末選定のポイント

導入に際し、NTT-ATは主要なシンクライアント端末をひと通り検証され、以下をポイントとして選定しました。
端末選定のポイント
これらの要求を満たすソリューションとして選択されたものは、アセンテックが提供しているデスクトップ型シンクライアント端末「Atrust t68LD」と、ラップトップ型シンクライアント端末「Atrust mt178L」でした。
Atrustシンクライアント

Atrust製品の優位性と、アセンテックの導入支援サービス


営業推進部 営業推進部門 契約事務オフィス 担当課長 田中氏(左端)
生産性革新部 社内システム部門 担当部長 長谷川氏(中央左)
セキュリティ事業本部 IPプロダクツビジネスユニット 主任技師 遠藤氏(中央)
セキュリティ事業本部 IPプロダクツビジネスユニット 金原氏(中央右)
生産性管理部 コラボレーション改革プロジェクト 担当課長 池田氏(右端)
Atrust t68LDは小型で高性能なデスクトップで、高解像度出力に対応します。mt178LはHDMI端子を搭載した、13.3インチA4サイズの薄型軽量なラップトップです。
どちらもシンクライアント端末で、データはサーバ上で一元管理されます。端末にデータが残らないため、セキュリティ性が高いといえます。搭載しているOSは双方ともAtrust独自OSで、導入後の端末メンテナンスが必要最小限で済みます。
NTT-ATで端末選定の重要なポイントとなったのは、アセンテックの導入支援サービスでした。Atrust OSは通常のLinuxと比較すると不要なソフトを可能な限り削り、セキュリティレベルを向上していますが、逆にそのシンプルなインターフェース仕様が原因で音声会議用マイクスピーカー「R-Talk(アール・トーク)」と接続した際、音声転送に一部不具合が生じました。この問題を解決するために、アセンテックでは約3ヶ月間をかけて十分に検証し、調整を重ねた結果、(接続と:削除)音声出力が可能となりました。
また、NTT-ATで必要な個別設定(ネットワーク設定・ショートカット設定)をアセンテックで行ってから出荷しましたので、納品(端末到着)後は使用者がすぐに利用可能で、煩雑な端末設定が不要となり、初期設定稼働を大幅に削減することができました。
さらに、アセンテックでは、製品を納品する際に、地域、部門、ビルフロア別のきめ細かな納品対応を行いました。

「当社は日本全国多くの拠点に分かれ、同じ部門でもビルやフロアが異なっています。1拠点につき一箇所の納品だと、各部門へ配布しなくてはならず、管理部門へ負担が掛かりすぎます。この工数を削減できた点は非常に良かったです。様々な局面において、アセンテック様に柔軟に対応いただいたおかげで、スムーズな導入が実現できました。」(長谷川氏)

自社の働き方改革推進、生産性向上

NTT-ATでは、自社導入として引き続き、2019年度末までに2,800台を導入される予定(既に1,500台を導入済み)です。製品の導入後、社内から便利で使いやすいという声も有り、シンクライアント端末導入のノウハウも入手できたことから、今後は、現在提供中のVDIシステム販売の際に、お客様要望により端末販売も検討されるそうです。

「セキュリティを強化したデスクトップ環境を、いつでも誰でも使える利点を活かしサテライトオフィス(フリーアドレス化)を構築しています。様々なコラボレーションツールを使用することで働き方改革を推進し、生産性向上を図りたいと思います。」(長谷川氏)
端末利用例

お客様情報

お客様名 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
所在地 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー
事業内容 1.トータルソリューション事業
 システムインテグレーション、ネットワークインテグレーション、関連ソフトウェア・サービス開発等
2.セキュリティ事業
 セキュリティ関連サービス・保守、関連製品販売等
3.クラウド・IoT事業
 クラウド・IoTサービス・保守、関連製品販売等
4.AI×ロボティクス
5.グローバル事業
 ネットワーク・メディアアプリケーション関連の海外製品販売・保守、光関連製品開発、先端材料開発・分析、環境マネジメント等

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