導入事例 - 東京農工大学様

導入の背景
システムリプレースにおいて、メールシステムをより高度なものに入れ替え、スパムメール除去率を高めることや、ユーザリクエストによるディスクレスMacからWindowsOSクライアントへの更改
選定理由
- ユーザリクエストにあったWindows Embededモデルのシンクライアントを採用
- Wyseの機能拡張ソフトウェアによりマルチディスプレイやUSBデバイスの利用、マルチメディア対応が可能。さらに管理ソフトウェアWDM(Wyse Device Manager)により、クライアント管理が非常に容易
評価
- 高速起動による業務効率の向上
- 故障時の端末入れ替えが容易で、運用管理も効率化が実現
導入製品・ソリューション
カタログPDF
約140年の長き伝統を有する東京農工大学

導入の背景

これまでクライアントPCは、MacintoshのディスクレスPCを使用し、ネットブート形式にて運用されていました。ただ、学内の教授陣にヒアリングしたところ、Windows PCへのリクエストが根強く、クライアントのOSをWindowsに変更することを前提に検討されました。また、これまでのディスクレスPCを使用していたシステムの優位性を変わらず享受するため、同様にディスクレスである、シンクライアント端末の利用が検討されました。
今回、クライアントOSをWindowsに変更するにあたり、クライアントPCのアップデート作業が大きな課題となりました。以前のWindows端末時代は各端末ごとにアップデートを行っていましたが、極めて負荷の高い作業であり、再び同様の負荷がかかることがないように検討を進めた結果、VMware Viewを利用した仮想デスクトップ環境を構築、クライアント環境をサーバ側に集約することとなりました。 これに加え、クライアント端末として、「シンクラアイントのグローバルリーダー」として世界的に豊富な実績と高いシェアを誇る、「Wyseシンクライアント」を提案しました。
今回のシステム更改においてもうひとつの重要な要素として、消費電力の削減が上げられました。Wyseはこの点で大きな優位性を持ち、いくつかの競合端末の比較においても、わずか4W(待機時)の超低消費電力は圧倒的であり、非常に厳しく設定された入札仕様書の基準も大きくクリアする水準でした。
そして、2010年入札を経てCTCが同プロジェクトの受注に成功し、その結果、同大学情報センターにおいて、530台のWyse C90LEWシンクライアントが採用となりました。
選定理由

同社は1981年設立以来、ホストコンピュータ時代のダム端末から現代のシンクライアント端末まで、一貫してクライアント端末の製造と販売を行ってきた世界のシンクライアント市場のリーディングカンパニーです。現在は、搭載されるOSや独自開発のソフトウェアにより、強力なソリューションであるシンコンピューティングとクライアント仮想化のグローバルリーダーとしてビジネス展開をしています。
「Wyse C90LEW」は、同シンクライアント端末のWindows Embededモデルであり、起動時6Wと極めて低い消費電力を誇るとともに、起動スピードも非常に高速です。さらに極めてコンパクトな筐体のため、ディスプレイ背面設置も容易であり、今回の事例においても、各ディスプレイ背面への設置が実施されています。
これらに加え、Wyse社の機能拡張ソフトウェアのWyse TCX(Wyse ThinClient Extension) の活用により、マルチディスプレイやUSBデバイスの利用、マルチメディア対応が可能となります。さらに、管理ソフトウェアWDM(Wyse Device Manager)により、クライアント管理が非常に容易となります。
導入後の評価
今回導入したWyseシンクライアントについて、同大学総合情報メディアセンター教授の辻澤 隆彦氏は次のようにお話しています。
「Wyseの起動スピードは極めて高速であり、非常に驚いています。授業の効率性にも結びつき、非常に生産性が高まったと感じています。今回導入したシステムの見学に訪れた他大学のご担当者の方々もこの起動速度には驚いていました。 また、故障時には端末の入れ替えのみで極めて簡易に対応が可能となり、以前のWindows端末導入時と比較し、極めて運用管理面で効率化を図ることが可能となりました。」
今回システムを導入したアセンテックのパートナーである、CTCは、Wyseについて、次のように述べています。
「農工大様の非常に大きなリクエストのひとつである、消費電力の側面において、Wyseの低消費電力は入札を有利に進める大きな鍵となりました。 これに加え、クライアント端末の運用管理面のリクエストという点においても、Wyseの管理ソフトウェアWDM(Wyse Device Manager)により、端末の一元管理や、最新OS・修正パッチのイメージ配信が可能となるとともに、IT管理者が頭を悩ませる資産管理、設定、シンクライアントのファームウェアなど様々な作業を一手に引き受け、効率的で柔軟なデバイス管理が可能となり、お客さまのリクエストに的確に応えることが可能となりました。 今後も消費電力や起動速度ばかりでなく、運用管理面、また、TCXなどさまざまなソフトウェアの側面で大きくシンクライアントをリードするとともに、ゼロクライアントなど様々なコンセプトで市場にアプローチするWyseを今後も積極的に提案していきたいですね。」
「Wyseの起動スピードは極めて高速であり、非常に驚いています。授業の効率性にも結びつき、非常に生産性が高まったと感じています。今回導入したシステムの見学に訪れた他大学のご担当者の方々もこの起動速度には驚いていました。 また、故障時には端末の入れ替えのみで極めて簡易に対応が可能となり、以前のWindows端末導入時と比較し、極めて運用管理面で効率化を図ることが可能となりました。」
今回システムを導入したアセンテックのパートナーである、CTCは、Wyseについて、次のように述べています。
「農工大様の非常に大きなリクエストのひとつである、消費電力の側面において、Wyseの低消費電力は入札を有利に進める大きな鍵となりました。 これに加え、クライアント端末の運用管理面のリクエストという点においても、Wyseの管理ソフトウェアWDM(Wyse Device Manager)により、端末の一元管理や、最新OS・修正パッチのイメージ配信が可能となるとともに、IT管理者が頭を悩ませる資産管理、設定、シンクライアントのファームウェアなど様々な作業を一手に引き受け、効率的で柔軟なデバイス管理が可能となり、お客さまのリクエストに的確に応えることが可能となりました。 今後も消費電力や起動速度ばかりでなく、運用管理面、また、TCXなどさまざまなソフトウェアの側面で大きくシンクライアントをリードするとともに、ゼロクライアントなど様々なコンセプトで市場にアプローチするWyseを今後も積極的に提案していきたいですね。」
お客様情報
お客様名 | 国立大学法人東京農工大学 |
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所在地 | 東京都府中市晴見町3-8-1 |
キャンパス | 府中(東京都府中市) 小金井(東京都小金井市) |

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