取締役会の実効性評価
当社は、持続的な成長と企業価値向上のために、取締役会の実効性を評価・分析し、課題を認識し改善を図る目的で、取締役会の実効性評価を行いました。その結果の概要を開示いたします。
1. 評価の方法
取締役会において、質問票を作成のうえ、全評価者に送付し、回答を得るアンケート方式にて実施いたしました。
実施日時 |
2024年11月26日~2025年1月17日 アンケート作成、回収、評価・分析及び課題抽出 2025年1月 「取締役会の実効性評価」確定 |
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評価者 | 全取締役(7名) |
実施方法 |
全評価者に対するアンケートの実施 取締役会でアンケート結果の評価・分析および課題抽出 |
評価項目 |
4部構成・全24問 設問ごとに4段階評価及び自由記述方法 第1部 取締役会の構成(4問) 第2部 取締役会の運営(5問) 第3部 取締役会の議題(8問) 第4部 取締役会を支える体制(7問) *評価結果の詳細は、別紙「取締役会の実効性評価の回答評点表」をご参照ください。 【4段階評価の見方】 最高位は1、最低位は4となり、1に近づくほど評価は高くなっています。 (1:十分行われている、妥当 2:ある程度行われている、適度 3:行われているが不十分、適度ではない 4:全く行われていない、妥当ではない) |
2. 評価結果の概要
(1)全体の概要 全平均1.21ポイント(前年度1.29ポイント)
当社の取締役会は概ね適切に機能し、取締役会の実効性は確保されていることを確認しました。第2部及び第3部、第4部は前年度より評価が改善し、高い評価となりました。
全評価平均
第1部「取締役会の構成」 平均1.11(前年度1.11)
第2部「取締役会の運営」 平均1.11(前年度1.14)
第3部「取締役会の議題」 平均1.27(前年度1.34)
第4部「取締役会を支える体制」 平均1.20(前年度1.37)
全質問項目の平均は、1.21と3年目も昨年度より評価が高く、全体として「十分行われている、妥当」又は「ある程度行われている、適度」との高い評価を得ました。
(2)部別の概要
第1部「取締役会の構成」 評価 1.11ポイント(前年度1.11)
第1部「取締役会の構成」についても前年度と同じ高い評価を得られました。
第2部「取締役会の運営」 評価 1.11ポイント(前年度1.14)
第2部「取締役会の運営」についても高い評価が得られました。中でも「上程議案の範囲・分量」、「開催頻度」については十分との最高評価でした。
第3部「取締役会の議題」 評価 1.27ポイント(前年度1.34)
当期より子会社を設立したこともあり、「グループの企業戦略等の方向性の議論」や、「代表取締役社長の後継者の議論・監督」「指名・報酬諮問委員会の機能及び諮問事項に関する議論」などの項目で、議論を深めたことにより、前年度より高い評価を得られました。
また、引き続き、「コンプライアンス・リスク管理体制の整備運用の監督」が「十分行われている、妥当」と最高評価となりました。
第4部「取締役会を支える体制」 評価 1.20ポイント(前年度1.37)
部別で最も低い評価でした。「会社費用での外部専門家の助言を得る機会の確保」などの4項目で、取締役5人が「ある程度行われている、適度」と回答しています。
また「社外役員に必要な社内情報提供のための工夫」においては、前年度に続き、期初はコロナ禍の影響もあり、幹部社員との交流の場は減ったままでしたが、当期より顔を合わせての全体会議なども行われているものの、引き続き幹部社員との定期的な交流の場が必要との意見もありました。
当社の取締役会は概ね適切に機能し、取締役会の実効性は確保されていることを確認しました。第2部及び第3部、第4部は前年度より評価が改善し、高い評価となりました。
全評価平均
第1部「取締役会の構成」 平均1.11(前年度1.11)
第2部「取締役会の運営」 平均1.11(前年度1.14)
第3部「取締役会の議題」 平均1.27(前年度1.34)
第4部「取締役会を支える体制」 平均1.20(前年度1.37)
全質問項目の平均は、1.21と3年目も昨年度より評価が高く、全体として「十分行われている、妥当」又は「ある程度行われている、適度」との高い評価を得ました。
(2)部別の概要
第1部「取締役会の構成」 評価 1.11ポイント(前年度1.11)
第1部「取締役会の構成」についても前年度と同じ高い評価を得られました。
第2部「取締役会の運営」 評価 1.11ポイント(前年度1.14)
第2部「取締役会の運営」についても高い評価が得られました。中でも「上程議案の範囲・分量」、「開催頻度」については十分との最高評価でした。
第3部「取締役会の議題」 評価 1.27ポイント(前年度1.34)
当期より子会社を設立したこともあり、「グループの企業戦略等の方向性の議論」や、「代表取締役社長の後継者の議論・監督」「指名・報酬諮問委員会の機能及び諮問事項に関する議論」などの項目で、議論を深めたことにより、前年度より高い評価を得られました。
また、引き続き、「コンプライアンス・リスク管理体制の整備運用の監督」が「十分行われている、妥当」と最高評価となりました。
第4部「取締役会を支える体制」 評価 1.20ポイント(前年度1.37)
部別で最も低い評価でした。「会社費用での外部専門家の助言を得る機会の確保」などの4項目で、取締役5人が「ある程度行われている、適度」と回答しています。
また「社外役員に必要な社内情報提供のための工夫」においては、前年度に続き、期初はコロナ禍の影響もあり、幹部社員との交流の場は減ったままでしたが、当期より顔を合わせての全体会議なども行われているものの、引き続き幹部社員との定期的な交流の場が必要との意見もありました。
3. 改善された点等
(1)第3部 取締役会の議題
・ESG経営・SDGsの取組み、気候変動の対応等の課題に関する議論
会社として、第16期有価証券報告書で、サステナビリティに関する考え方及び取組を開示し、課題に対する改善が進められました。
(2)第4部 取締役会を支える体制
・社外役員と幹部社員との交流の場
四半期ごとの全体会議に加え、全員ではないものの、対面での取締役会の実施や、グループ全体での会食などの実施により、交流の場を拡充してきました。
・ESG経営・SDGsの取組み、気候変動の対応等の課題に関する議論
会社として、第16期有価証券報告書で、サステナビリティに関する考え方及び取組を開示し、課題に対する改善が進められました。
(2)第4部 取締役会を支える体制
・社外役員と幹部社員との交流の場
四半期ごとの全体会議に加え、全員ではないものの、対面での取締役会の実施や、グループ全体での会食などの実施により、交流の場を拡充してきました。
4. 今後の課題
上記による評価の結果、主に以下の点について、今後の課題として認識いたしました。
(1)第3部 取締役会の議題
・グループの企業戦略等の方向性の議論
課題の意見例としては、「グループ会社とのシナジーについて議論をもっと深めることで、グループとしての企業戦略の策定などの課題を今後より意識を高める必要があると感じました」等の意見がありました。
当社は、これら課題への対応を踏まえ、今後も実効性向上に努めてまいります。
以上
回答評価点
(1)第3部 取締役会の議題
・グループの企業戦略等の方向性の議論
課題の意見例としては、「グループ会社とのシナジーについて議論をもっと深めることで、グループとしての企業戦略の策定などの課題を今後より意識を高める必要があると感じました」等の意見がありました。
当社は、これら課題への対応を踏まえ、今後も実効性向上に努めてまいります。
以上
回答評価点