プレスリリース
秋田県鹿角市役所が仮想デスクトップ・ソリューションを採用
Wyseシンクライアントとシトリックス仮想化ソリューションを導入
2011年9月30日
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
シンクライアントのトータル・ソリューションプロバイダーである株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社
長 佐藤 直浩、以下 MPT)は、秋田県鹿角市役所のデスクトップ環境仮想化プロジェクトにおいて、「Wyse シンクライアント」および、
Citrixの仮想デスクトップソリューションが採用され、本格稼働開始したことを発表します。
鹿角市役所は、庁舎内の約20の部署に、270名の職員を有しています。その行政システムにおいて、円滑な業務運営を日々遂行する上で、 ICTインフラの重要性は日々増大してきています。これに対し、利用する側における情報漏えいリスクといったセキュリティ課題や、運用管 理面での効率性など、さまざまな課題も抱えるようになってきました。
これについて、鹿角市総務課情報統計班 主幹(兼)班長 関本 和人氏は「個人情報流出などの報道が後を絶たない中で、より適正な情報 管理が求められるようになり、万全のセキュリティ体制を構築しなければならないと感じていました。また、PCが故障した際の対応や人事 異動時の個々の設定など、運用管理の負担も大きな課題となっていました。」
そして、既存PCやさまざまな仮想デスクトップソリューションとの厳しい比較検討がなされ、運用管理面の容易さや、セキュリティ面での堅 牢さといった仮想デスクトップの優位性に加え、既存PCと変わらないクライアント環境の円滑な維持、さらに、Wyse端末の極めて高速な 起動スピードや低消費電力が高く評価されました。この結果、最終的に、シトリックスによる仮想デスクトップソリューションとWyseシンク ライアントの優位性が評価され、導入が決定となりました。
総務課情報統計班 主任 木村 貴宏氏は、「今回端末を更新するにあたって、端末にデータを置かない仮想デスクトップソリューションの中 でシンクライアントに注目し、まずは、個人情報を頻繁に扱う部署から順次導入していく検討を行いました。運用管理についても、ほぼサー バ管理で行えることにより負担の軽減が図られる予定です。」
シンクライアント端末は、Wyse社の『Wyse C10LEシンクライアント』に決定しました。『Wyse C10LEシンクライアント』は平均7W以下 の低消費電力に加え、背面設置も可能なコンパクトモデルであり、高いセキュリティ性を誇るシンクライアント専用OS「Wyse ThinOS」に より、高速起動や運用管理の容易さも実現します。
Wyse社の「Wyse ThinOS」は、独自開発のシンクライアント専用OSです。ウィルスやマルウェアなどの攻撃を受ける可能性のあるAPIを 公開していないため高セキュリティ性を誇ります。また、『ゼロコンフィグレーション』機能により、ローカル設定やカスタマイズが不要であ り、ネットワーク環境に接続後即運用が可能です。さらに、画面転送に特化した、非常にコンパクトなOSであるため、起動時間が7秒程度と 極めて高速です。これらの機能が導入や管理負担の軽減、業務効率の改善などを実現し、TCO削減が可能となります。
庁舎内には、行政システム端末が300台稼働しており、今後シンクライント端末への更新を検討するにあたり、総務課情報統計班 主任 畑 澤 正樹氏は「今回導入されたシンクライアント端末は一部であり、今後庁舎内にあるPCを徐々に更新していくこととなります。
不安視されていた業務環境の利便性の維持に関しても問題なく移行されており今後の展開にも支障がないと考えています。まだ導入した ばかりですが、運用管理の面で負担が軽減しています。導入に関しても設定がほとんど必要なく、とても容易に設置できました。サーバで データを一括管理する分、サーバの冗長化とストレージの容量が今後の課題です。」
今回導入の仮想デスクトップソリューションは、構築から導入を岩手県盛岡市にある株式会社シンエイシステムと地元鹿角市にある株式会 社村山事務器により提供されました。先進的なソリューションをいちはやく導入し効果を得たことにおいて、東北地方の地域行政システムに イノベーションをもたらしました。
MPTは今後もパートナーを通じ、仮想デスクトップ・ソリューションの提供により、自治体・官公庁を始め、一般企業におけるデスクトップ 環境最適化に取り組み、BCPの推進や、セキュリティ性の向上や運用管理面の効率化によるITコスト削減、またグリーンITの実現に貢献 してまいりたいと考えています。
鹿角市役所は、庁舎内の約20の部署に、270名の職員を有しています。その行政システムにおいて、円滑な業務運営を日々遂行する上で、 ICTインフラの重要性は日々増大してきています。これに対し、利用する側における情報漏えいリスクといったセキュリティ課題や、運用管 理面での効率性など、さまざまな課題も抱えるようになってきました。
これについて、鹿角市総務課情報統計班 主幹(兼)班長 関本 和人氏は「個人情報流出などの報道が後を絶たない中で、より適正な情報 管理が求められるようになり、万全のセキュリティ体制を構築しなければならないと感じていました。また、PCが故障した際の対応や人事 異動時の個々の設定など、運用管理の負担も大きな課題となっていました。」
そして、既存PCやさまざまな仮想デスクトップソリューションとの厳しい比較検討がなされ、運用管理面の容易さや、セキュリティ面での堅 牢さといった仮想デスクトップの優位性に加え、既存PCと変わらないクライアント環境の円滑な維持、さらに、Wyse端末の極めて高速な 起動スピードや低消費電力が高く評価されました。この結果、最終的に、シトリックスによる仮想デスクトップソリューションとWyseシンク ライアントの優位性が評価され、導入が決定となりました。
総務課情報統計班 主任 木村 貴宏氏は、「今回端末を更新するにあたって、端末にデータを置かない仮想デスクトップソリューションの中 でシンクライアントに注目し、まずは、個人情報を頻繁に扱う部署から順次導入していく検討を行いました。運用管理についても、ほぼサー バ管理で行えることにより負担の軽減が図られる予定です。」
シンクライアント端末は、Wyse社の『Wyse C10LEシンクライアント』に決定しました。『Wyse C10LEシンクライアント』は平均7W以下 の低消費電力に加え、背面設置も可能なコンパクトモデルであり、高いセキュリティ性を誇るシンクライアント専用OS「Wyse ThinOS」に より、高速起動や運用管理の容易さも実現します。
Wyse社の「Wyse ThinOS」は、独自開発のシンクライアント専用OSです。ウィルスやマルウェアなどの攻撃を受ける可能性のあるAPIを 公開していないため高セキュリティ性を誇ります。また、『ゼロコンフィグレーション』機能により、ローカル設定やカスタマイズが不要であ り、ネットワーク環境に接続後即運用が可能です。さらに、画面転送に特化した、非常にコンパクトなOSであるため、起動時間が7秒程度と 極めて高速です。これらの機能が導入や管理負担の軽減、業務効率の改善などを実現し、TCO削減が可能となります。
庁舎内には、行政システム端末が300台稼働しており、今後シンクライント端末への更新を検討するにあたり、総務課情報統計班 主任 畑 澤 正樹氏は「今回導入されたシンクライアント端末は一部であり、今後庁舎内にあるPCを徐々に更新していくこととなります。
不安視されていた業務環境の利便性の維持に関しても問題なく移行されており今後の展開にも支障がないと考えています。まだ導入した ばかりですが、運用管理の面で負担が軽減しています。導入に関しても設定がほとんど必要なく、とても容易に設置できました。サーバで データを一括管理する分、サーバの冗長化とストレージの容量が今後の課題です。」
今回導入の仮想デスクトップソリューションは、構築から導入を岩手県盛岡市にある株式会社シンエイシステムと地元鹿角市にある株式会 社村山事務器により提供されました。先進的なソリューションをいちはやく導入し効果を得たことにおいて、東北地方の地域行政システムに イノベーションをもたらしました。
MPTは今後もパートナーを通じ、仮想デスクトップ・ソリューションの提供により、自治体・官公庁を始め、一般企業におけるデスクトップ 環境最適化に取り組み、BCPの推進や、セキュリティ性の向上や運用管理面の効率化によるITコスト削減、またグリーンITの実現に貢献 してまいりたいと考えています。
■ 秋田県鹿角市
秋田県最北東部、北東北3県のほぼ中央に位置し、北は青森県、東は岩手県に接しています。北に十和田湖、南に八幡平国立公園があります。市内には鹿角八幡平、十和田の2つのインターチェンジがあり、盛岡市、青森市、八戸市など主要都市と1時間圏内で結ばれています。東西20.1km、南北52.3kmと南北に長く、総面積は707.34km2です。庁舎所在地: | 秋田県鹿角市花輪字荒田4-1 |
人口: | 35,042名(2011年6月末現在) |
世帯数: | 13,396世帯(2011年6月末現在) |
<本件に関するお問合わせ先>
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
TEL:03-5298-1551

※本件に掲載する社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
