DSPMやクラウドDLP、リスク適応型保護（RAP）が実現する
データセキュリティの簡素化

今日の企業経営は、かつてないほど複雑になっています。ビジネスで使われえるデータは従来のオンプレミスからクラウド環境へと移行し続け、人々はどこからでもデータにアクセスが可能となり、様々なデータ規制の要件に対応し続けることが課題となっています。

そのため、組織が存在する場所にかかわらずデータを保護する方法が重要になっています。フォースポイントでは、Data Security Everywhereフレームワークにより、組織がデータを保護する方法を簡素化することをミッションとしています。

Forcepoint DSPM、 Forcepoint ONE Data Security 、およびリスク適応型保護（RAP：Risk-Adaptive Protection）は、このフレームワークの重要なコンポーネントです。これらのソリューションを組み合わせることで、エンドツーエンドのデータセキュリティを簡素化する強力な機能セットを提供します。クラウド、オンプレミスを問わずデータストレージ全体でのデータの発見から、主要なチャネル全体でのDLP（データ損失防止）の実施、ユーザーとデータの相互作用の継続的な監視まで、包括的なセキュリティを実現します。

Forcepoint DSPMは、業界をリードする当社のDLPを補完する形で、迅速で正確なデータ可視性をもたらします。 Forcepoint DSPMにより以下が実現可能となります：

• 包括的なデータディスカバリ：多数のコネクタにより、Forcepoint DSPMは単一のデータソースから、クラウド、オンプレミスを問わずデータストレージ全体で1時間あたり最大100万ファイルをスキャンできます。
• AI駆動のデータ分類：DSPMはAIと大規模言語モデル（LLM）を活用して、データを正確かつ効率的に分類します。これにより、機密データが適切に識別され保護されることが保証され、誤検出が減少します。組織は独自の要件に合わせてAIモデルをトレーニングすることもできます。
• ワークフロー・オーケストレーション：組織全体の主要なステークホルダーを連携させ、組織全体でのデータの所有権と説明責任の効率的な追跡を確保します。データのサイロ化を解消し、ステークホルダー間のコラボレーションを促進することで、運用効率を高め、組織全体でのデータの明確性を促進します。

Forcepoint ONE Data Security（クラウドDLP）は、クラウドネイティブのDLPソリューションによりデータ保護を合理化し、クラウドアプリ、ウェブ、電子メール、エンドポイント全体で統一された管理と実施を提供します。

• 統一されたポリシー管理：事前に定義された1,700以上の分類子とテンプレートポリシーにより、数十万のエンドポイントへの展開が数分で可能です（他のソリューションでは最大24時間かかることがあります！）
• 統合されたレポートとアラート：アルタイムのインシデント管理と統合されたレポートにより、データセキュリティインシデントの全体像の把握が可能となり、管理者が迅速に優先順位をつけて対応することが可能になります。
• 地域をまたぐコンプライアンス：あらかじめ用意されている150以上の地域に対応したコンプライアンスポリシーを利用することで、グローバルなデータ規制へのコンプライアンスが簡素化されます。

リスク適応型保護（RAP）は、ユーザーの行動とリスクレベルを継続的に監視し適応することで、従来のセキュリティ対策をさらに強化します。

• 継続的なリスク評価：RAPはDLPとユーザーアクティビティを使用してユーザーのリスクスコアをリアルタイムで計算し、リスクレベルに合わせてセキュリティポリシーを実施します。
• ポリシー実施の自動化：自動化されたポリシーの実施により、手動での介入の必要性が減少します。
• ユーザー行動の監視：RAPはユーザー行動に関する監視を行い、潜在的な内部脅威やセキュリティリスクを示す可能性のある異常な行動を特定します。

Forcepoint DSPM、 Forcepoint ONE Data Security、およびRAPを組み合わせて使用すると、データ保護を強化できます。さらに、コンプライアンスと運用効率を確保し、ビジネスニーズとデータセキュリティの脅威に適応する、簡素化された統一的なアプローチが可能となります。