LTO(Linear Tape Open) とは?

LTO(Linear Tape Open) とは?

1.LTO(Linear Tape Open) とは?

LTO(Linear Tape Open) はコンピュータのデータ保存用磁気テープ技術の一つです。
ヒューレットパッカード(現HPE)、IBM、シーゲイトテクノロジーの3社によって開発・策定され、また利用に関する法的な制約がないオープンフォーマットな規格となっているため、信頼性とともに汎用性の高さが評価されている20年以上の歴史を持つテープメディアです。 最新のLTO-9では記憶容量は非圧縮で18TB 、圧縮では45TBに達しています。

2. LTO(Linear Tape Open) のココがすごい!

ローコスト&クリーン
テープストレージはHDD/SSD 等のディスクストレージと異なり読み書きしないときはほとんど電気を使用しません。 もちろんオフライン管理のメディアは消費電力はゼロです。LTOの消費電力量はディスクストレージの約4%〜10%、また、CO2排出量もディスクストレージの約4%〜10%程度となっており非常にクリーンなストレージです。容量単価もディスクストレージに比べ非常に安価なため、大容量データの保管に最適です。
※出典元:JEITA テープストレージ専門委員会
安心・安全
ドライブ・ライブラリから取り外し、メディア単体での保管オフライン管理)が可能なため、サイバー攻撃によるデータ破損・消失のリスクが低くランサムウェア対策に最適。またメディアの遠隔地保管により BCP対策にも。
長期保存
最新のLTOメディアではディスクストレージを大きく超える30年もの期待寿命があると言われており、超長期のデータ保存に適した信頼性の高いメディアとなっています。
高速読み書き
最新世代のLTO-9では、非圧縮時で400MB/s、圧縮時では900MB/sという高速な転送スピードを実現。大容量データもスムーズな読み書きが可能です。
相互運用性
LTOメディアは、異なるメーカーのLTOドライブ間の相互運用性を確保できるように設計しているオープンフォーマット規格です。 またLTFSを利用することにより、より一層の簡単なデータアクセスとフイル共有が行えるようになります。
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