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Q5-01. 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003)用クライアントの選択基準は?
Q5-02. Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition(Windows NT 4.0 TSE)でRDPクライアントが使用できません。
Q5-03. Active Xクライアントが見つからないのですが?
Q5-04. クライアントインストールで「General file transfer....」とメッセージが出てきますが?
Q5-05. Windows 9x(Windows 95/98/Me)へのThinPrintクライアントのインストールが途中で止まってしまいますが?
Q5-06. ドメインコントローラへのThinPrint TCP/IPサービスクライアントのインストールが途中で止まってしまいますが?
Q5-07. クライアントのプリンタのIDはどうやって振られているのですか。
Q5-08. ThinPrint Win32(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003)クライアントをサイレントインストールできないでしょうか。
Q5-09. ThinPrintクライアントのプリンタIDを自分の好きな数字にしたいのですが?
Q5-10. Windowsクライアントの「通常使うプリンタ」とThinPrintクライアントの「Current Printer(現在使用中のプリンタ)」は連動しないのですか。
Q5-11. ThinPrint TCP/IPサービスクライアントで、追加したプリンタが画面に反映されないのですが?
Q5-12. Citrix ICAクライアントをバージョンアップしたら、ThinPrint ICAクライアントが起動しなくなってしまいましたが?
Q5-13. ThinPrint TCP/IPサービスクライアントでCPU使用率が100%になってしまいますが?
Q5-14. ThinPrint TCP/IPクライアントでマシンを再起動すると、ThinPrintクライアントマネージャのプリンタのチェックが外れてしまいますが?
Q5-15. ThinPrint Win32(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003) ICAクライアントのインストール中に「Cannot found file "module.ini"」とエラーが出てインストールできませんが?
Q5-16. Windows XPのクライアントマシンにThinPrint RDPクライアントをインストールすると、ターミナルサーバへのRDP接続ができなくなってしまいましたが?
Q5-17. 同じクライアントマシンに別のユーザがログインした場合、クライアントマネージャのプリンタのIDが変わったり、共有プリンタへ接続しているプリンタのチェックがはずれたりしますが?


Answer 5
Q5-1.
32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003)用クライアントの選択基準は?
A5-1.
32bit Windows用にはTCP/IP、TCP/IPサービス、ICA、RDPといった種類のクライアントがあります。性能を重視する場合、TCP/IPクライアントが使用されます。ファイヤーウォール等にポートの穴(デフォルトで4000)を開けたくない場合等にICA(RDP)クライアントを使用します。またクライアント側のLANにプリントサーバを立て、ThinPrint .printクライアントゲートウェイとして構成する場合にTCP/IPサービスクライアントを使用します。この場合には個々のクライアントマシンにThinPrint .printクライアントをインストールする必要がなくなります。 
Q5-2.
Windows NT 4.0 Server Terminal Server Edition(Windows NT 4.0 TSE)でRDPクライアントが使用できません。
A5-2.
Windows NT 4.0 TSEでThinPrint RDPクライアントは使用できません。Windows 2000 Server以上のTerminal Service(RDP5)に対応しています。
Q5-3.
Active Xクライアントがみつからないのですが?
A5-3.
ThinPrint Active Xクライアントは現在、準備中です。
大変申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。
Q5-4.
クライアントインストールで「General file transfer....」とメッセージが出てきますが?
A5-4.
クライアントのインストール時に「General file transfer error. Please check your target location and try again」というエラーが発生し、インストールできなくなる場合があります。これはインストールファイルを、‘デスクトップ’等の日本語やロングファイル名のフォルダに置いてあることが原因です。
C:\temp など、日本語やロングファイル名の無い場所に置き直してインストールしてください。
Q5-5.
Windows9x(Windows 95/98/Me)へのThinPrintクライアントのインストールが途中で止まってしまいますが?
A5-5.
ThinPrint 5.0 TCP/IPクライアントのインストール時に[Installing ThinPrint Client for Windows9x]の画面で止まることがありますが、マウスで画面のどこかをクリックすると次に進むようになります。
この問題は、ThinPrint 5.0 SR-2で解決されています。
Q5-6.
ドメインコントローラへのThinPrint TCP/IPサービスクライアントのインストールが途中で止まってしまいますが?
A5-6.
ドメインコントローラとして構成されているWindows NT/2000コンピュータにThinPrint TCP/IPサービスクライアントをインストールしようとすると
「NT service can be installed on Windows NT systems only」
とメッセージが出て、インストールが停止してしまいます。ドメインコントローラにはThinPrint TCP/IPサービスクライアントをインストールしないことを推奨しますが、どうしてもインストールしたい場合には、以下の手順に従ってください。
(1) ThinPrint TCP/IPサービスクライアントをインストールした別のコンピュータの
%SYSTEMROOT%\system32の中にある、Thn32svc.exeとTPView.dllの2つのファイルをコピーします。
(2) Thn32svc.exeとTPView.dllをインストールしたいコンピュータの同じ場所に貼り付けます。
(3) Thn32svc -installのコマンドを実行しサービスをインストールします。
(4) Thn32svc -configのコマンドを実行しプリンタリストを更新します。
(5) ThinPrintクライアントサービスを開始します。
Q5-7.
クライアントのプリンタのIDはどうやって振られているのですか。
A5-7.
ThinPrintクライアントはOSからプリンタリストを入手します。そのためプリンタへのIDの割り当てはシステムのプリンタの順序に依ります。
Q5-8.
ThinPrint Win32(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003)クライアントをサイレントインストールできないでしょうか。
A5-8.
以下の手順でサイレントインストールを行えます。
(1) setup.issファイル(インストール内容を記録するファイル)を作成します。
以下のコマンドを実行し、実際のインストール手順で一度インストールを行います。

"setup -r"

注意:
Setup.exeがsystem32以外にある場合は、下記の例のようにフルパスを入力してください。

"N:\Setup\setup -r"

setup.issファイルはWindowsフォルダに保存されます。 
 
(2) 作成したファイルを使用して、他のクライアントでインストールを行います。
以下のコマンドを実行するとサイレントインストールできます。path_iss_fileにはsetup.issの場所を指定してください。

"setup -s -f1path_iss_file"

例(Setup.exeとsetup.issがM:\Insフォルダにある場合):
"M:\Ins\setup -s -f1M:\Ins\setup.iss"
Q5-9.
ThinPrintクライアントのプリンタIDを自分の好きな数字にしたいのですが?
A5-9.
ThinPrintクライアントを停止して、以下のレジストリを編集することによって、プリンタIDを変更することができます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ThinPrint

の中にあるClientキーの値「PName_ID」の値のデータに、IDを変更したいプリンタの名前を入力し、「PPort_ID」の値のデータにポート名を入力します(現存するプリンタ名とポート名に限ります)。

例:
プリンタA(プリンタ名が"printerA"、ポート名が"LPT1" )のプリンタIDが2の時に、
プリンタB(プリンタ名が"printerB"、ポート名が"LPT2" )のプリンタIDを2に変更したい場合は、下記のように入力します。

変更前)「PName_2」の値のデータが"printerA"、「PPort_2」の値のデータが"LPT1:"

変更後)「PName_2」の値のデータを"printerB"、「PPort_2」の値のデータを"LPT2:"

ThinPrint クライアント5.3以降では、"PPort"エントリは使用しません。「PName_ID」の値のデータだけ変更すれば特定のIDをプリンタに割り当てることができます。
Q5-10.
Windowsクライアントの「通常使うプリンタ」とThinPrintクライアントの「Current Printer(現在使用中のプリンタ」は連動しないのですか。
A5-10.

ThinPrintクライアントのインストール時に、Windowsクライアントの「通常使うプリンタ」がThinPrint .printクライアントの「Current Printer」になりますが、それ以降は別々にシステムに保存され、連動はしません。
ThinPrintクライアント5.3から連動させる/させないを選択できるようになりました。

Q5-11.
ThinPrint TCP/IPサービスクライアントで、追加したプリンタが画面に反映されないのですが?
A5-11.
ThinPrint TCP/IPサービスクライアントにプリンタの追加、削除、変更をした場合には以下の操作を行ってください。
(1) ThinPrintクライアントサービスを停止します。
(2) 以下のコマンドを実行します。
Thn32svc -config
(3) ThinPrintクライアントサービスを開始します。
プリンタの変更が画面に反映されます。
Q5-12.
Citrix ICAクライアントをバージョンアップしたら、ThinPrint ICAクライアントが起動しなくなってしまいましたが?
A5-12.

Citrix ICAクライアントをバージョンアップした後、ThinPrint ICAクライアントは再インストールする必要があります。クライアントマシンが多数ある環境で、再インストールに手間がかかる場合は、次の手順を実行してください。

(1) Citrix ICAクライアントのアップデート後、1台のクライアントマシンへThinPrint ICAクライアントを再インストールする。
(2) 再インストールしたクライアントの下記2つのファイルをコピーして、他のクライアントの同じフォルダへ貼り付けます。 (Citrix ICAクライアントをデフォルトのフォルダにインストールした場合)
C:\Program Files\Citrix\ICA Client\TPclnICA.dll
C:\Program Files\Citrix\ICA Client\module.ini

別クライアントで作成したmodule.iniを上書きしたくない場合、変更箇所は以下の3ヶ所です。
(1) [ICA 3.0]セクションのVirtualDriver=の最後にTPClnICAを追加
(2) [VirtualDriver]セクションにTPClnICA= の行を追加
(3) ファイルの最後に以下のセクションを追加
[TPClnICA]
DriverName=TPClnICA.dll
DriverNameWin32=TPClnICA.dll
Q5-13.
ThinPrint TCP/IPサービスクライアントでCPU使用率が100%になってしまいますが?
A5-13.
ThinPrint TCP/IPサービスクライアントでThinPrintクライアントゲートウェイを構成しているマシンに、誰もログオンしていない状態が続くとCPU使用率が100%になってしまいます。任意のアカウントでログオンしてワークステーションのロックを行うことでこの問題は回避できます。
この問題はThinPrint クライアント5.3で解決されています。
Q5-14.
ThinPrint TCP/IPクライアントでマシンを再起動すると、ThinPrintクライアントマネージャのプリンタのチェックが外れてしまいますが?
A5-14.
システムがプリンタの全ての情報を取得する前にTCP/IPクライアントが起動していることが原因と考えられます。通常TCP/IPクライアントはユーザのログオン時に起動されますが、特にWindows 2000のクライアントでは「スタートアップ」フォルダのアプリケーションの起動が早すぎる場合があるようです。

解決策としてThinPrint 5.0 SR-1以降ではクライアントのスタートを遅らせるレジストリのオプションがあります。クライアントのレジストリで

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ThinPrint

の中にあるClientキーに

StartDelay(種類:DWORD)

という値を追加して、値のデータに秒数を入力すれば、その秒数だけクライアントのスタートを遅らせることができます。問題が発生したマシンではこの値は30-60秒に設定することをお勧めします(これより短い時間でも充分です)。
Q5-15.
ThinPrint Win32(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP/server2003)
ICAクライアントのインストール中に「Cannot found file "module.ini"」とエラーが出てインストールできませんが?
A5-15.
ThinPrint Win32 ICAクライアントがインストールされる際に、TPClnICA.dllというファイルが、Citrix ICA クライアントがインストールされたフォルダにコピーされ、Citrix ICA クライアントのファイルであるmodule.iniが、ICAセッションと一緒にThinPrint .printクライアントをスタートさせるために修正されます。
通常ThinPrint Win32クライアントのセットアッププログラムが自動的にCitrix ICA クライアントのインストールされた場所を検出しますが、失敗した場合に「Cannot found file "module.ini"」というエラーを発生させます。
その場合には「Brouse」ボタンを押して手動でCitrix ICA クライアントのインストールされたフォルダ(デフォルトでは"C:\Program Files\Citrix\ICA Client")を指定してください。
Q5-16.
Windows XPのクライアントマシンにThinPrint RDPクライアントをインストールすると、ターミナルサーバへのRDP接続ができなくなってしまいましたが?
A5-16.
HotFixを適用することで問題は解消します。
ThinPrintクライアントの入ったフォルダ(デフォルトでは\Program Files\ThinPrint Client)のTPClnRDP.dllファイルを上書きしてください。この問題はThinPrint .printクライアント 5.3で解決しています。
HotFixのデータについては
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
Q5-17.
同じクライアントマシンに別のユーザがログインした場合、クライアントマネージャのプリンタのIDが変わったり、共有プリンタへ接続しているプリンタのチェックがはずれたりしますが?
A5-17.
共有プリンタへ接続しているプリンタは、クライアント上でユーザ別に保存されています。ThinPrint 5.0 SR-2までのクライアントはマシン毎にしかプリンタリストを管理できませんでした。ThinPrint 5.3クライアントより、レジストリオプションを設定することによりユーザ毎にプリンタリストを管理できるようになりました。クライアントのレジストリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ThinPrint\Client

にREG_DWORDタイプの新しい値

HKCU

を追加し1に設定します。そうすればユーザ別のプリンタリストの設定がレジストリ

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ThinPrint\Client

に保存されるようになります。


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